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J-GLOBAL ID：201202223829893483   整理番号：12A0562751

血清アルブミンと光毒性アルカロイドコラリンとの相互作用の研究

Investigations on the interaction of the phototoxic alkaloid coralyne with serum albumins

著者 (3件)： KHAN Asma Yasmeen (Biophysical Chemistry Lab., CSIR-Indian Inst. of Chemical Biology, Kolkata 700 032, IND) ,  HOSSAIN Maidul (Biophysical Chemistry Lab., CSIR-Indian Inst. of Chemical Biology, Kolkata 700 032, IND) ,  SURESH KUMAR Gopinatha (Biophysical Chemistry Lab., CSIR-Indian Inst. of Chemical Biology, Kolkata 700 032, IND)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 87  号： 7  ページ： 775-781  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウシとヒト血清アルブミン(BSA,HSA)と光毒性アルカロイドコラリンの相互作用を調べた。吸収と蛍光消光実験は,強い錯体生成を明らかにした。Stern-Volmer消光法で計算した結合パラメータを基に,コラリンはHSA (~10⁴M^-1)に比べてBSA(~10⁵M^-1)に高い親和性を有していた。Foster共鳴エネルギー移動研究は,蛋白質のTrp(ドナー)とコラリン(アクセプタ)との間の比結合距離が,それぞれ2.95と3.10nmであることを示した。この結合には負エンタルピーが好ましく,エントロピー寄与もより強い好ましい因子であった。BASとHSAへの結合の熱容量値は同じで,錯体生成に同じような分子力の関与を示した。サイトマーカーを用いた競合結合実験は,コラリンが両蛋白質のサイトI(サブドメインIIA)と結合したことを実証した。この蛋白質の二次構造を変更し,錯体形成に小さいが明確な部分開折を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *プロトベルベリンアルカロイド ,  光毒性 ,  *血清アルブミン ,  *薬物相互作用 ,  消光 ,  錯体生成 ,  Stern-Volmer式 ,  エネルギー移動 ,  核間距離 ,  エンタルピー ,  エントロピー ,  デコンボリューション ,  熱量計 ,  化学結合 ,  熱容量 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *ウシ血清アルブミン ,  *ヒト血清アルブミン ,  競合結合 ,  共鳴エネルギー移動 ,  蛍光消光

分類 (3件)： 薬物の相互作用  (GV01070X) ,  アルカロイド  (CF10030D) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (2件)： コラリン ,  トリプトファン

タイトルに関連する用語 (4件)： 血清アルブミン ,  光毒性 ,  相互作用 ,  研究