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J-GLOBAL ID:201202223857343944   整理番号:12A1673750

ブタから養豚場作業者が獲得したStaphylococcus aureus株の抗微生物薬耐性

Antimicrobial Resistance of Staphylococcus aureus Strains Acquired by Pig Farmers from Pigs
著者 (6件):
資料名:
巻: 78  号: 22  ページ: 8010-8014  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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養豚場の作業者は,動物由来のメチシリン耐性Staphylococcus aureus(MRSA)のクローン複合体398(CC398)の保菌者であることが多い。スイス西部で採集した養豚場作業者および獣医由来の48株のS.aureus分離株とブタ由来の130株について,spaタイピングおよび増幅断片長多型(AFLP)により遺伝子型を調べた。養豚場作業者および獣医では,ブタに触れたことの無い人よりも耐性菌の出現率が高かった。養豚場作業員および獣医由来のS.aureus分離株の遺伝子型組成はブタ由来の分離株と同じで,CC398,CC9,CC49が優勢であった。養豚場作業員および獣医由来の分離株ではテトラサイクリンおよびマクロライド(クラリスロマイシン)に対する耐性(それぞれ52%と21%)がよく認められたが,これはブタ分離株での耐性レベル(それぞれ39%と23%)と同じであった。養豚の経験の無い人からのS.aureus分離株(128株)では,テトラサイクリン耐性株は0株で,クラリスロマイシン耐性は3%であった。MRSA CC398はブタから11株,養豚場作業者から5株が分離された。これらの結果から,多剤耐性のS.aureusのブタから養豚場作業者への伝播の頻度は高く,よく知られたMRSA伝播はわずかに一部にすぎないことが示唆された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細菌による動物の伝染病  ,  感染症・寄生虫症一般 

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