文献
J-GLOBAL ID:201202223890557798   整理番号:12A1093956

分子回転子において捩れ運動秩序化により誘起した強誘電性

Ferroelectricity Induced by Ordering of Twisting Motion in a Molecular Rotor
著者 (8件):
資料名:
巻: 134  号: 26  ページ: 11044-11049  発行年: 2012年07月04日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本報では,新規な単核金属有機化合物[Cu(Hdabco)(H2O)Cl3](dabco=1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン)...1)を合成し特性化した。本化合物では,Cu(II)カチオンが少し歪んだ幾何学をとり,3つのClアニオンが赤道面を構成し,Hdabcoカチオンと水分子が2つの軸位置を占めた。単結晶X線回折,熱分析,誘電/強誘電測定,第二高調波発生実験,固体NMR測定で,Tc=235Kでの常誘電性から強誘電性への相転移と動的挙動を特性化した。1)は,室温以上で分子回転子として振舞い,Hdabco部分はN...N軸周りで回転子として回転し,[Cu(H2O)Cl3]部分は固定子として振舞った。235~301Kで,回転子捩れ運動を確めた。Tc以下では,回転子運動は凍結し,分子が規則的になったが,強誘電相に対応した。強誘電性起源は平衡位置からのアニオンとカチオンの相対的運動に起因し,強誘電相と常誘電相分子捩れ運動の秩序-無秩序転移により誘起された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機第11族・有機第12族元素化合物  ,  7員環以上の単環脂環式化合物  ,  誘電体一般  ,  分子構造と性質の実験的研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る