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J-GLOBAL ID:201202223926577200   整理番号:12A0094894

道北地方の寡雨年の降水を模した潅水がチモシー(Phleum pratense L.)経年個体の生育に及ぼす影響

Effects of Artificial Irrigation Simulating Daily Precipitation of Drought Year on the Growth of Timothy (Phleum pratense L.) Ageing Plants at Northern District of Hokkaido, Japan.
著者 (4件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 142-150  発行年: 2011年10月15日 
JST資料番号: Y0119B  ISSN: 0447-5933  CODEN: NSGIDM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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干ばつがチモシーの経年個体の生育に及ぼす影響を明らかにするため,道北地方(浜頓別町)において,生育期間中に降水量の少ない時期が比較的長く続いた年次(1990年(1番刈後に干ばつ),1995年(1番草で干ばつ),2005年(1番草から1番刈後にかけて干ばつ))を選定し,各年次の降水量を模した潅水を人為的に行って,対照区(平年値の処理区)と比較した。試験はポット栽培で行い,土壌は褐色森林土を用いた。1番草,2番草とも,降水量が少ないと,乾物収量は低下した。とくに,1番草刈取後の干ばつは,2番草において,明らかな再生の遅延,新分げつ数の減少および乾物収量の低下を招いた(1990年型,2005年型)。また,1番草から2番草にかけて干ばつが続いた2005年型では,2番草の乾物収量は平年型の19%まで低下し,枯死個体が発生した。チモシーでは1番草刈取後の再生草の分げつ密度は干ばつストレスの影響を受けやすいと推察された。しかし,その後平年並みの降水があれば,いずれの処理区とも翌年にかけて分げつ密度や乾物収量は平年並みに回復しうることが示唆された。生育遅延が生じるような干ばつ条件では,TDN,CP,ならびに無機成分(Ca,Mg,K,P)の含有率は,むしろ平年よりも高まる傾向にあった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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飼料作物,草地  ,  飼料一般 
引用文献 (28件):
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