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J-GLOBAL ID:201202223938197870   整理番号:12A1432589

ナノ細孔物質上に鉄複合体の合成:同定とそのシアン化物の除去への適用

Synthesis of iron composites on nano-pore substrates: Identification and its application to removal of cyanide
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号: 11  ページ: 1450-1456  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2つのタイプのナノ細孔物質の相対的に低密度の再生廃棄物(WR)と土壌鉱物(SM)を,鉄(即ち,Fe(II):Fe(III)=1:2)と反応させて改質し,改質物質(即ち,Fe-WRとFe-SM)のシアン化物除去への適用について研究した。改質(即ち,物質へのFe固定化)は,BET表面積と元物質のPZCを低減したが,一方,これらの細孔径とカチオン交換容量(CEC)を増加した。XRD分析は,マグヘマイト(γ-Fe2O3)とケイ酸鉄複合体((Mg,Fe)SiO3)がFe-WR上に存在し,一方斜鉄珪石(FeSiO3)をFe-SM上で同定した。シアン化物吸着は,WRがSMより良くシアン化物を吸着した。両元物質の吸着能力は,改質によって強化され,表面の負電荷を増加した。pH調整なしで,シアン化物はFe-WRのみの適用で97%以上除去されたが,シアン化水素への望ましくない移動が,pHを約7.5に低下することで可能になった。pH12の一定で,シアン化物の54%のみがFe-WRに吸着した。一方,Fe-WR/H2O2システムの調整なしにpHを12に保持し,シアン化物を吸着と共に触媒酸化によって効率的に除去した。シアン化物除去の観測した一次速度定数(kobs)は,0.49(±0.081)h-1であった。更に,改質物質を用いたより多くのシアン酸塩生成は,物質上の鉄複合体特にマグヘマイトがH2O2の反応性を増加する触媒性質を有することを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の化学的処理  ,  その他の汚染原因物質 

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