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J-GLOBAL ID:201202223968853143   整理番号:12A0524673

合成プロモーターとCMVプロモーターの組み合わせは筋細胞における外来遺伝子の発現効率を向上する

The combination of a synthetic promoter and a CMV promoter improves foreign gene expression efficiency in myocytes
著者 (8件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 91-96  発行年: 2012年04月15日 
JST資料番号: A0456C  ISSN: 0168-1656  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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骨格筋は遺伝子治療にとって魅力的な標的組織となりつつある。しかし,この組織での遺伝子治療発現の低レベルが遺伝子伝達の理想的な標的となる上の主要な制約である。プロモーターは遺伝子転写要素である。しかし,ウイルスのプロモーターと骨格筋特異的プロモーターの遺伝子発現効率と特異性はそれ自身が制限要因である。本研究で,サイトメガロウイルス(CMV)プロモーターと骨格筋特異的合成プロモーターを用いた骨格筋における2重プロモーター・システムを確立した。マウスの筋芽細胞株C2C12細胞が,そのシステムで移入された2重プロモーター・システムは,C2C12細胞株でCMVプロモーター・システムや骨格筋特異的合成プロモーター・システムと比べて,それぞれ69.48%と41.93%と,有意にin vitroで外来遺伝子発現率を向上できることを示した。次に,in vivoでシステム効率を評価した結果,2重プロモーター・システムは,2つの単一プロモーター・ベクターにより制御された発現と比べて,それぞれ,マウスで1.23倍と1.60倍遺伝子発現を向上した。最終的に,成長ホルモン放出ホルモン(GHRH)遺伝子治療において2重プロモーター・システムをテストし,2つのプロモーターがin vivoでGHRH遺伝子発現を共駆動した時に,動物の生育が有意に促進された。これらの結果すべてが,2重プロモーター・ベクターが,骨格筋での遺伝子発現により,単一プロモーター・ベクターを用いるよりも有効であったことを示している。これらの発見は,筋細胞における高頻度発現システムの開発と遺伝子治療への理想的なアプローチ形成に導けるであろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  臨床治療学 

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