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J-GLOBAL ID:201202224018762814   整理番号:12A1338154

遷移金属をドーピングした酸化亜鉛の相転移に及ぼすドーピングの影響の第一原理による研究

First-principles study of doping effect on the phase transition of zinc oxide with transition metal doped
著者 (7件):
資料名:
巻: 541  ページ: 250-255  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸化亜鉛(ZnO)は固相デバイス装置での広い範囲の用途にとって有望な材料である。周囲状態より高い圧力でZnOは4回ウルツ鉱(B4)型構造から六回配位結合岩塩(B1)構造に転移する。ドーピングは材料の構造と特性を改良するための効果的な方法である。ここでは密度関数理論(DFT)を使用してドーピングされたZnOを研究し,ZnOのB4相からB1相までの転移圧力は,各種のタイプの遷移金属(V,Cr,Mn,Fe,Co,またはNi)のドーピングで常に減少するが,相転移の経路はドーピングの影響を受けないことを見出した。MnをドーピングしたZnOとCoをドーピングしたZnOでは,この所見は入手可能な実験結果と一致している。ZnOへのドーピングは格子歪みを引き起こし,これによって体積弾性率が減少し,相転移が加速された。MnをドーピングしZnOが最も強い磁気モーメントを示した。これは半分満たされたd軌道によるものである。VをドーピングしZnOとCrをドーピングしたZnOでは,B4からB1への相転移によって磁性が向上した。しかし,MnをドーピングしたZnO,FeをドーピングしたZnO,CoをドーピングしたZnO,およびNiをドーピングしたZnOではB1相はB4相より弱い磁気モーメントを示した。これらの結果はドーピングされた原子からO原子へ移動した電荷の量で説明できた。今回の結果はドーピングでZnOの構造と特性を変えようとするアプローチに理論的基礎を提供するものである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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固相転移  ,  固体の機械的性質一般  ,  分子の電気的・磁気的性質 

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