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J-GLOBAL ID：201202224026781976   整理番号：12A0334340

多光子振動作用スペクトルにおける非調和性の増幅

Amplification of Anharmonicities in Multiphoton Vibrational Action Spectra

著者 (2件)： CALVO F. (Univ. de Lyon, Villeurbanne, FRA) ,  PARNEIX P. (Univ. Paris-Sud 11, Orsay, FRA)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 13  号： 1  ページ： 212-220  発行年： 2012年01月16日 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 裸及びAr付着塩化ナトリウムクラスタの安定性に及ぼす1個または数個の赤外レーザパルスの影響を明確な分子動力学と適切に較正された単分子速度論を含む計算機法を組み合わせて理論的に研究した。遠赤外領域でのレーザ周波数を変えて得たフラグメント化スペクトルを双極子モーメント自己相関関数から得られる線形吸収スペクトルと比較した。適切なレーザ場パラメータの下では作用スペクトルは吸収スペクトルと位置,線幅,さらに相対強度でも完全に正確に類似していたが,作用スペクトルは数%の系統的赤方シフトなどを示し,これは部分的には有限のスペクトルバンド幅によるが,レーザによる漸進的加熱により増幅されるためである。定量的解析によるとこれらの非調和性効果は一般に多重光子吸収により現れる。

シソーラス用語： *塩化ナトリウム ,  *クラスタ分子 ,  アルゴン化合物 ,  パルスレーザ照射 ,  *赤外レーザ ,  安定性 ,  パルス列 ,  分子動力学 ,  単分子反応 ,  反応速度 ,  計算機シミュレーション ,  遠赤外線 ,  *フラグメンテーション ,  *作用スペクトル ,  双極子モーメント ,  自己相関関数 ,  *赤外吸収スペクトル ,  スペクトル線形 ,  スペクトル線幅 ,  赤外強度 ,  スペクトルシフト ,  レーザ加熱 ,  多量子遷移
準シソーラス用語： 多光子吸収

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光子 ,  作用スペクトル ,  非調和性 ,  増幅