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J-GLOBAL ID:201202224039001481   整理番号:12A0364304

哺乳動物細胞の損傷活性化抽出物を用いたDNA損傷に対する細胞応答の再構成

Reconstitution of the cellular response to DNA damage in vitro using damage-activated extracts from mammalian cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 318  号:ページ: 527-538  発行年: 2012年03月10日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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増殖中の哺乳動物細胞でDNA損傷は,細胞周期を停止し損傷を修復する細胞応答を誘発するセンサーによって検出される。DNA損傷応答の一環としてDNA複製が阻害され,数秒以内にヒストンH2AXがリン酸化される。ここで著者らは,損傷活性化細胞抽出物とナイーブ核を用いて,DNA二本鎖切断に対する細胞応答を再構成する無細胞系を述べる。この系を用いてDNA傷害を含まない核に対する損傷シグナリングの影響を調べることができ,それによって脱共役シグナリングと修復を明らかにする。単離前にエトポシド処理あるいはin vitro活性化反応時のエトポシド処理細胞の核とプレインキュベーションしたG1/S期細胞の可溶性抽出物は,ナイーブ核のDNA複製開始と伸長の両方を抑制した。同時にH2AXは,ホスファチジルイノシトール3キナーゼ様蛋白質キナーゼ依存的にナイーブ核でリン酸化された。特にリン酸化H2AXはナイーブ核では限局的ではなく核全体にはっきりと見られたことから,DNA損傷がない時,シグナルは個々の位置が識別できるようには増幅されないことが示唆された。この系はDNA損傷応答キナーゼの阻害剤の新しいスクリーニングアプローチを提供する,著者らはそれを阻害剤ウォルトマンニンとLY294002で証明した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  細胞生理一般 

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