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J-GLOBAL ID：201202224056576145   整理番号：12A1116641

ダイナミックレンジ可変であるグルタチオンの蛍光ターンオン検出を目的とするアリザリンレッドS/銅イオンベースの結合体

Alizarin red S/copper ion-based ensemble for fluorescence turn on detection of glutathione with tunable dynamic range

著者 (4件)： CHEN Zhanguang (Dep. of Chemistry, Shantou Univ., Shantou 515063, CHN) ,  WANG Zhen (Dep. of Chemistry, Shantou Univ., Shantou 515063, CHN) ,  CHEN Junhui (Interventional Oncology & Minimally Invasive Therapies Dep., Peking Univ. Shenzhen Hospital, Shenzhen 518036, CHN) ,  CHEN Xi (Coll. of Traditional Medicine, Guangdong Pharmaceutical Univ., Guangzhou 510006, CHN)
資料名： Biosensors & Bioelectronics  (Biosensors & Bioelectronics)
巻： 38  号： 1  ページ： 202-208  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： D0173C  ISSN： 0956-5663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,アリザリンレッドS/銅イオン結合体を用いたグルタチオンの選択的蛍光ターンオン検出について検討した。本測定系は,グルタチオン,銅イオンと強力な蛍光アリザリンレッドSプローブ間の強い相互作用に基づいている。アリザリンレッドSプローブは,競合アッセイフォーマットに基づいている。本系は他の方法よりも,設計がシンプルであり,操作が迅速であり,より簡便である。この新規な戦略は,分離工程,化学的修飾,精巧化計装が不要であることである。検出及び識別は,肉眼で判定することができ,自動化ハイスループットスクリーニングへの適応が容易であることである。検出限界は,2.3nMであり,これは以前の方法と比べて低かった。センサーのダイナミックレンジは,銅イオン濃度を調整することで簡単に調整することができた。重要なことであるが,本法は,蛋白質や血清試料中に見られるアミノ酸の中でグルタチオンに対して高い選択性を示した。本法は,疾病関連のバイオマーカーとして実用的応用において大きな可能性があり,生化学,医薬及び臨床分析のような分野におけるアミノ酸測定への大きな需要に対して満足させる可能性を有した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ダイナミックレンジ ,  金属イオン ,  標識抗体法 ,  ターンオン ,  スクリーニング ,  蛍光 ,  検出限界 ,  血清 ,  バイオマーカー ,  *トリペプチド ,  吸収スペクトル ,  濃度依存性 ,  キノン ,  スルホン酸 ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： ハイスループットスクリーニング ,  競合アッセイ ,  銅イオン

分類 (2件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (2件)： アリザリンレッドS ,  グルタチオン

タイトルに関連する用語 (7件)： ダイナミックレンジ ,  グルタチオン ,  蛍光 ,  ターンオン ,  アリザリンレッドS ,  銅イオン ,  結合体