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J-GLOBAL ID：201202224060293751   整理番号：12A1257249

無停電オール電化スマートハウス

Uninterruptable All-Electrification Smart House

著者 (5件)： 宮城正弥 (琉球大) ,  大嶺拓弥 (琉球大) ,  山内勇人 (琉球大) ,  與那篤史 (琉球大) ,  千住智信 (琉球大)
資料名： 電気学会電力技術研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PE-12  号： 97-99.101-106.109.111-122  ページ： 19-24  発行年： 2012年08月06日 
JST資料番号： F0788B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光パネルやHEMS(Home Energy management Sysem)を搭載したスマートハウスヘの期待が高まっているが,長時間の停電が生じた場合でも電力が供給できるように,自立運転機能が搭載されている。しかし,蓄電池を用いたスマートハウスの自立・再連系運転を行う際には,いつくかの問題点がある.停電の際に,配電系統の電圧位相情報が途絶えると,自立運転中は自端で所定の周波数と電圧の電力を供給する必要がある。また,自立運転を行うと,配電系統と家庭の給電線の電圧位相差が生じる恐れがある.そのため系統電圧の復旧に際して,配電系統との電圧の位相同期を達成し,再連系する必要がある。しかも,これらの自立運転や系統再連系の切替えは手動によって行わなければならない。そこで,本論文では,系統故障発生時であっても,シームレスに自立運転や再連系運転を可能とする位相同期制御システムを搭載した無停電オール電化スマートハウスを提案した。自立運転時に,あらかじめ配電系統の電圧位相と同期させたキャリア角周波数をインバータ周波数指令値に用いることで,周波数60±0.3Hzの電力を供給可能となった。また,自立運転から再連系運転に移行する際に家庭の給電線電圧位相を配電系統の電圧位相と同期させることで,シームレスかつ突入電流を防止する運転切り替えが可能となった。

シソーラス用語： 電力系統 ,  *住宅 ,  太陽光発電 ,  エネルギーシステム ,  管理システム ,  *系統連系 ,  *運転 ,  位相同期 ,  HEMS
準シソーラス用語： *オール電化住宅 ,  *スマートハウス ,  *自立運転

分類 (2件)： 電力系統一般  (NB02000E) ,  電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備  (RB06030R)

引用文献 (8件)：

• [1] T. Yoshikawa, I. Awai, "HEMS with reasonant-type wireless power transmis-sion," IMWS, pp. 167-170, 2011.
• [2] 山内 勇人, 呉屋 智則, 内田 晃介, 與那 篤史, 千住 智信, "防災対応型スマートハウス",電気学会研究会資料 電力技術・電力系統技術合同研究会, PE-11-138/PSE-11-155,2011.
• [3] T. Esram, P. L. Chapman, "Comparison of Photovoltaic Array Maximum Power Point Tracking Techniques," IEEE Trans. on Energy Conversion, vol. 22, Issue 2, pp. 439-449, 2007.
• [4] K. Itako, T. Mori, "A Current Sensorless MPPT control Method for a Stand-Alone-Type PV Generation," IEEJ Trans., vol. 125-D, no. 10, pp 905-910, 2005
• [5] E Duran, J. M. Andujar, F. Segura, A. J. Barragan, "A High Flexibility DC Load for Fuel Cell and Solar Arrays Power Sources Based on DC-DC Con-verters," IDEAS, vol. 88, pp. 1690-1702, 2011.

タイトルに関連する用語 (3件)： 停電 ,  オール電化 ,  スマートハウス