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J-GLOBAL ID：201202224085835508   整理番号：12A0876276

低温結晶化ポリアミド6のモルホロジー

Morphology of cold-crystallized polyamide 6

著者 (3件)： MILEVA Daniela (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Center of Engineering Sciences, 06099, Halle (Saale), DEU) ,  KOLESOV Igor (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Center of Engineering Sciences, 06099, Halle (Saale), DEU) ,  ANDROSCH Rene (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Center of Engineering Sciences, 06099, Halle (Saale), DEU)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 290  号： 10  ページ： 971-978  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低温結晶化ポリアミド6(PA6)の構造を,広角X線回折,原子間力顕微鏡,および偏光光学顕微鏡により解析した。初期には完全無定形でガラス状態のPA6が,ガラス転移温度より高い温度に緩慢に加熱すると,サイズが最高加熱温度に依存する,空間的には組織化されていない短いラメラ/ノジュールを形成する結果になることが認められた。対照的に低い過冷却度における溶融結晶化は,球晶および横方向に引き延ばされたラメラの形成と関係していた。観測された実験結果は,結晶化の経路の変化により,定性的に異なるモルホロジーや高次の組織化の結晶が生成できることを立証した。溶融結晶化試料と低温結晶化試料で得られる異なる構造は,それぞれ不均一核生成と均一核生成に関係していると想定された。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *結晶化 ,  *ナイロン6 ,  モルフォロジー ,  *ラメラ ,  ガラス転移点 ,  光学顕微鏡法 ,  偏光顕微鏡 ,  X線回折 ,  構造解析 ,  小角X線散乱 ,  *核形成 ,  球晶 ,  過冷却

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 低温結晶化 ,  ポリアミド6 ,  モルホロジー