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J-GLOBAL ID：201202224103615618   整理番号：12A0023858

北海道および本州産マナマコの体サイズ推定のための回帰式

Formulae to estimate standard body length for regional forms of the sea cucumber Apostichopus japonicus in Japan

著者 (6件)： 山名裕介 (北海道大学大学院水産科学院) ,  五嶋聖治 (北海道大学大学院水産科学研究院) ,  浜野龍夫 (徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部) ,  遊佐貴志 (北海道大学大学院水産科学院) ,  古川佳道 (北海道大学大学院水産科学院) ,  吉田奈未 (北海道大学大学院水産科学院)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 77  号： 6  ページ： 989-998 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道の青色型マナマコについて,体長 L と体幅 B から推定麻酔体長 Le (mm) を求める回帰関係を調べ,瀬戸内海[Le=2.32+2.02・(L・B)^1/2]と比較した。その結果,明らかな差が認められたことから次の回帰式を提案した:北海道オホーツク海[Le=2.26・(L・B)^1/2];日本海[Le=2.17・(L・B)^1/2];噴火湾[Le=2.21・(L・B)^1/2];津軽海峡[Le=2.27・(L・B)^1/2];青森県陸奥湾[Le=5.82+2.02・(L・B)^1/2]。また,マナマコの形態が北海道と本州で異なることを考慮し,次の共通式を提案した:北海道[Le=2.21・(L・B)^1/2];本州[Le=5.30+2.01・(L・B)^1/2]。(著者抄録)

シソーラス用語： *マナマコ ,  *成長解析 ,  *回帰分析 ,  北海道 ,  個体群
準シソーラス用語： *Apostichopus japonicus ,  体サイズ ,  地域個体群

分類 (2件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (14件)：

• MITSUKURI, K. Studies on Actinopodous Holothurioidea. J. Coll. Sci. Imp. Univ. Tokyo. 1912, 29, 1-284
• 崔相. なまこの研究. 1963
• KANNO, M. Microsatellite analysis of Japanese sea cucumber, Stichopus (Apostichopus) japonicus, supports reproductive isolation in color variants. Mar. Biotech. 2006, 8, 672-685
• 倉持卓司. 相模湾産マナマコ属の分類学的再検討. 生物圏科学. 2010, 49, 49-54
• YAMADA, K. Spatial variation of quantitative color traits in green and black types of sea cucumber Apostichopus japonicus (Stichopodidae) using image processing. Fish. Sci. 2009, 75, 601-610

タイトルに関連する用語 (6件)： 北海道 ,  本州 ,  マナマコ ,  体サイズ ,  推定 ,  回帰式