文献

J-GLOBAL ID：201202224140720391   整理番号：12A0835837

鉄とアルミニウムの酸化物上でのニッケルの表面錯体化:単一および二重サイトクレーによる比較検討

Surface complexation of nickel on iron and aluminum oxides: A comparative study with single and dual site clays

著者 (4件)： RAJAPAKSHA Anushka Upamali (Chemical and Environmental Systems Modeling Res. Group, Inst. of Fundamental Studies, Hantana Road, Kandy 20000, Sri ...) ,  VITHANAGE Meththika (Chemical and Environmental Systems Modeling Res. Group, Inst. of Fundamental Studies, Hantana Road, Kandy 20000, Sri ...) ,  WEERASOORIYA R. (Dep. of Soil Sci., Univ. of Peradeniya, Sri Lanka) ,  DISSANAYAKE C.b. (Inst. of Fundamental Studies, Hantana Road, Kandy 20000, Sri Lanka)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 405  ページ： 79-87  発行年： 2012年07月05日 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の単一および二重サイトクレー(ギブサイト,ゲーサイト,天然赤土,およびラテライト)上のNi吸着について,pH,バックグランド電解質濃度,および吸着ロードの関数としてバッチ実験を用いて決定した。実験データは一座配位と二座配位表面反応を用いて2-pK表面錯体化モデリングにより定量化した。ギブサイトとラテライトは,天然赤土(NRE)やゲーサイトと比較するとより高いNi保持を示しており,このことは,全てのクレーの≡AlOH表面サイトに対する高い親和性を示している。ギブサイトに関しては,最大吸着密度が9.0×10^-5molm^-2と報告した。4つの吸着剤すべてはイオン強度による変化は無視できるほどであった。Ni吸着能,即ちΓNi,は,次の順序,Γ_{ギブサイト}>Ni>Γ_{ラテライト}Ni>Γ_NRE>Γ_{ゲーサイト}Niに従い,用いた吸着剤のタイプによって変化した。全てのケースで,推算したGibbsの自由エネルギーパラメーターはNi(II)吸着が自発的であるということを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 酸化鉄 ,  酸化アルミニウム ,  *ニッケル化合物 ,  錯体生成 ,  *粘土 ,  ギブサイト ,  針鉄鉱 ,  成帯性土 ,  ラテライト ,  *吸着 ,  *金属イオン ,  pH依存性 ,  濃度依存性 ,  電解質 ,  配位子 ,  親和性 ,  Gibbs自由エネルギー ,  吸着剤 ,  走査電子顕微鏡 ,  FTIR分光法 ,  イオン強度
準シソーラス用語： *ニッケルイオン ,  二座配位子 ,  吸着能力 ,  赤土

分類 (3件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  土壌鉱物  (FB04090F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 鉄 ,  アルミニウム ,  酸化物 ,  ニッケル ,  錯体化 ,  クレー ,  比較検討