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J-GLOBAL ID:201202224146684915   整理番号:12A0826612

世界の主な国際パイプライン 第3回 アラスカ・ガスパイプライン・プロジェクトのこれまでの経緯と今後の展望

著者 (1件):
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巻: 21  号:ページ: 66-74  発行年: 2012年06月10日 
JST資料番号: L1693A  ISSN: 0918-7510  CODEN: KUENE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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トランス・アラスカ・パイプラインとは,現在,稼働中のアラスカを南北に縦断する石油パイプラインで,北部の油田地帯から南部の港を800マイル結んでいる。1974年に建設工事が始まり,1977年に完成した。アラスカ・パイプライン・プロジェクトは,アラスカ州ノーススロープでガス田が発見された後,アラスカ産ガスをパイプライン経由で米国本土へ輸送する計画である。具体的には,供給源であるノース・スロープからカナダを縦断し,米国中西部のシカゴまで敷設する計画で,その延長は約5600kmである。当初,1983年の完成が計画されたが,ガス価格の低迷,カナダからの輸入により,計画は一旦頓挫した。しかし,2007年,アラスカガスパイプラインの早期実現に向けて,財政的に支援し,事業を推進することが法制化され,2008年12月,州政府ライセンスが付与された。2011年10月,アラスカ州知事は,天然ガスに関し,米国向けパイプライン輸送だけでなく,需要が拡大している日本など,東アジア諸国向けにLNGとして輸出することを推奨した。そして2012年1月,州議会でアラスカガスの輸出計画について表明を行った。その背景には,シェールガスの生産量の増大で,現在の天然ガスの価格が,2.5$/MMBtuまで下落しており,今後の米国の天然ガス価格は,10~20年後まで低価格で推移することが確実視されていることがある。
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分類 (1件):
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エネルギーに関する技術・経済問題 

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