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J-GLOBAL ID：201202224156676937   整理番号：12A1709647

都市住民による中山間地域への継続的支援組織の形成プロセス-京都府「ふるさとボランティア」を事例として-

Formation process of continuing support system for Intermediate and Mountainous Area by the city dweller-Focusing on the volunteer activity “Furusato Volunteer” in Kyoto Prefecture-

著者 (5件)： 藤木庄五郎 (京大 大学院農学研究科) ,  星野敏 (京大 大学院地球環境学堂) ,  中村省吾 (京大 大学院農学研究科) ,  橋本禅 (京大 大学院地球環境学堂) ,  九鬼康彰 (京大 大学院地球環境学堂)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 31  号： 論文特集号  ページ： 285-290  発行年： 2012年11月20日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論では,京都府「ふるさとボランティア」を事例に,都市住民による中山間地域への継続的支援組織の形成プロセスについて検証した。その結果,自主応援組織誕生時における活動資金獲得のための仕組みの導入の有無が自主応援組織の継続性に影響を与える可能性が示唆された。また,自主応援組織の代表となる人物の意識の違いやノウハウの有無が機能の移行に影響を持つことが分かった。本研究は今後,都市住民による農村支援ボランティアを設計,実施する上で重要な意味を持つ。自主応援組織とは市民主体のボランティア組織であり,自主応援組織を継続的に持続させるためには,ボランティアの実施主体を行政から民間に移行させることが必要である。

シソーラス用語： 人間 ,  *中山間地域 ,  システム ,  *農村 ,  *ボランティア ,  変化 ,  京都府 ,  アンケート ,  *助成 ,  組織
準シソーラス用語： 意識変化 ,  支援組織 ,  支援体制 ,  *都市住民

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (3件)：

• 北澤大佑. 都市農村交流を活用した農村景観の保全・形成活動に関する分析-岐阜県恵那市富田地区を事例として-. 農村計画学会誌. 2009, 27, -, 185-190
• 石浦邦章. 市民団体による里山保全活動の運営形態の発展プロセスに関する研究. 日本造園学会誌. 2005, 68, 5, 617-622
• 妹尾香織. 援助行動経験が援助者自身に与える効果 : 地域で活動するボランティアに見られる援助成果. 社会心理学研究. 2003, 18, 2, 106-118

タイトルに関連する用語 (8件)： 都市住民 ,  中山間地域 ,  継続 ,  支援 ,  組織 ,  形成プロセス ,  京都 ,  ボランティア