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J-GLOBAL ID:201202224164578316   整理番号:12A0444043

ビスファチン遺伝子C-1535T多型と冠動脈疾患の関連に関する機構的識見:in vitroにおける研究

Mechanistic insights into the link between visfatin gene C-1535T polymorphism and coronary artery disease: an in vitro study
著者 (10件):
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巻: 363  号: 1-2  ページ: 315-322  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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主として白血球から遊離される炎症促進性サイトカインであるビスファチンは,冠動脈疾患(CAD)と関係がある。著者らは先に,ビスファチンのプロモーター領域に存在する-1535C>T多型(rs1330082)は,CADのリスクと低下と関連していることを報告した。本研究では,この多型がCADに対する遺伝的感受性に影響を及ぼす機構について調べた。-1535T変異体と-1535C対立遺伝子の間のプロモーター活性の違いを,ルシフェラーゼレポーター遺伝子アッセイにより調べた。TおよびC対立遺伝子間の転写因子結合活性の違いを,電気泳動移動度シフトアッセイにより調べた。レポーター遺伝子アッセイにおいて,T変異体はC対立遺伝子に比べて,著しく低い転写活性を持つことが示された。T変異体は核転写因子に対するプロモーターの結合親和性を低下させ,この効果はTNF-αで処理することによりさらに明確になった。さらに,競合実験により,画抽出物に結合するT-1535-プローブあるいはC-1535-プローブにより形成された遅延複合体は,非標識のアクチベータータンパク質-1(AP-1)に特異的なプローブによりほぼ完全に阻害されたことから,AP-1は核のエフェクターのターゲットであると推定された。以上より,得られたデータからビスファチン-1535C/T多型とCADリスクの低下の間の機構的関連が得られた。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  循環系の疾患 
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