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J-GLOBAL ID：201202224170970074   整理番号：12A1523283

バイオマスガス化からのチャーの触媒特性および触媒的性能

Catalyst Properties and Catalytic Performance of Char from Biomass Gasification

著者 (3件)： KLINGHOFFER Naomi B. (Columbia Univ., New York, USA) ,  CASTALDI Marco J. (Columbia Univ., New York, USA) ,  NZIHOU Ange (Univ. de Toulouse, Albi, FRA)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 51  号： 40  ページ： 13113-13122  発行年： 2012年10月10日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,バイオマスガス化炉からの残存チャーを,タール分解のための触媒として用い,そのチャーの触媒特性を検討した。条件としては,一般的な木材を用い,流動層反応器にて,温度を550-920°C,反応環境を水蒸気/窒素=90%/10%および窒素/二酸化炭素=90%/10%とした。プロセスから回収したチャーの特性を分析し,炭化水素のクラッキング反応に対する触媒性能を試験した。BET測定によれば,チャーの表面積が現行の触媒キャリアに比して大きいことが示された。表面積は,429-687m2/gの範囲にあり,温度および反応時間が増大すると大きくなる。チャーの触媒活性としては,メタンおよびプロパンの水素および固体炭素生成における,触媒分解にて実施した。チャー中の鉄などの金属の存在が,触媒活性の役割を果たしたが,確認すべく更なる検討が必要である。高温場においては,チャーの分解が確認された。このことは,タール改質に用いられる場合に,炭素が生成物に放出され得ることが示唆される。

シソーラス用語： *バイオマス ,  ガス化 ,  *チャー ,  *触媒 ,  タール ,  分解 ,  流動層 ,  水蒸気 ,  窒素 ,  二酸化炭素 ,  BET法 ,  水素 ,  アルカン

分類 (3件)： ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  反応速度論・触媒一般  (CB06010G)

物質索引 (2件)： プロパン ,  メタン

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオマスガス化 ,  チャー ,  触媒特性 ,  触媒