抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超高速LAN-SAN(Local Area Network-Storage Area Network)用デバイスとして開発した,1)超高速光ゲートスイッチ,2)高速直接変調レーザと3)高効率半導体光増幅器(SOA)について紹介した。1)はInGaAs/AlAsSbの結合量子井戸におけるサブバンド間遷移(ISBT)に起因する全光位相変調効果を利用したもので,信号光のTEモード光に対して低損失で,ピコ秒オーダの応答が可能である。開発した超高速光ゲートスイッチを用いてLAN-SANにおける160Gbit/s信号の40Gbit/s信号へのエラーフリーの多重分離を実現し,SHV配信システムに実装した。2)は多重量子井戸活性層を高速動作に有利なAlGaInAs系により構成し,高抵抗埋込み構造によって寄生容量を減らし,活性層長さの100μm以下への短縮と反射鏡の集積化によって,低駆動電流で温度調節素子不要の高温動作可能としたものである。従来光源に比べ消費電力が半減した。3)はInGaAsのコラムナ量子ドットを活性層としてもので,これを用いて160Gbit/sのOTDM伝送用ネットワークインターフェイスカードに搭載する,50°Cで40Gbit/sの高温高速動作可能な高効率SOAを開発した。