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J-GLOBAL ID：201202224210938152   整理番号：12A0562217

振動円偏光二色性における励起子カイラル法

Exciton Chirality Method in Vibrational Circular Dichroism

著者 (2件)： TANIGUCHI Tohru (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MONDE Kenji (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 8  ページ： 3695-3698  発行年： 2012年02月29日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2つのカルボニル基が接近した化合物において,2つの電子遷移モーメントの空間相互作用により,振動円偏光二色スペクトル(VCD)の吸収が強くなり,これを利用して分子のカイラル絶対構造を決定できることを示した。すなわち,時計回りのねじれ構造と反時計回りのねじれ構造により正のCotton効果と負のCotton効果が生じる。カイラルα-ヒドロキシラクトン,マンノース誘導体の置換基効果,14個のビスカルボニル化合物についてこれらを確認した。

シソーラス用語： *円偏光二色性 ,  *カルボニル化合物 ,  性質 ,  カイラル対称性 ,  旋光分散 ,  励起子 ,  *絶対配置 ,  *光学活性 ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  脂環式化合物 ,  ラクトン ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  ジオール ,  ヘキソース ,  アルドース ,  脂肪酸 ,  ラクタム ,  硫黄複素環化合物 ,  フェノールエーテル ,  カルボン酸エステル ,  第三アミン ,  *振動円偏光二色性
準シソーラス用語： Cotton効果

分類 (1件)： 有機化合物・錯体の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)  (BH06082E)

物質索引 (6件)： タキシホリン ,  ピクロトキシン ,  マンノース ,  スピロ[1H-インデン-2(3H),2′(3′H)-[1H]インデン]-1,1′-ジオン ,  N-(テトラヒドロ-2-オキソフラン-3β-イル)テトラデカンアミド ,  2,3,4,5-テトラヒドロ-2β-(4-メトキシフェニル)-3β-アセトキシ-5-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-1,5-ベンゾチアゼピン-4-オン

タイトルに関連する用語 (3件)： 振動円偏光二色性 ,  励起子 ,  カイラル