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J-GLOBAL ID:201202224221422948   整理番号:12A1522551

関節軟骨中の潤滑を設計する

Engineering Lubrication in Articular Cartilage
著者 (3件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 88-100  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W2257A  ISSN: 1937-3368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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組織工学によって関節軟骨の潤滑性を構築する手法を報告した。関節軟骨の構造と機能の関係から軟骨の主成分はII型コラーゲンとアグレカンで,他に軟骨オリゴマー蛋白質,リンク蛋白質,ヒアルロン酸,ビグリカン,デコリンを挙げ,異方性で不均一な組織で,機械的負荷を受けると細胞外基質と水の組み合わせで支持する能力を有することも示した。関節軟骨の潤滑性では摩擦と摩耗を最小にし,ハイドロスタティック及びハイドロダイナミックな条件下で接触を阻害する潤滑な表面形成の必要を示した。境界様式の潤滑剤ではヒアルロン酸,表面活性リン脂質,滑液から単離したヒアルロン酸以外の蛋白質ルブリシン,表面層蛋白質(SZP),PRG4を挙げ,重要な界面潤滑剤SZPは345kDaのプロテオグリカンで,応力負荷により発現が増加し,文献でも圧縮,引張,ずり,静的水圧によって培養軟骨細胞で分泌や遺伝子発現が増加した。軟骨の潤滑を増強する方法ではHAやSZPを補充することで滑液のレオロジー性や表面の潤滑性を改善する摩擦補充法,成長因子やモルフォゲンの添加法,生化学的刺激や細胞骨格変調法,コンドロイチナーゼやMMP等の分解酵素やその阻害剤による基質のリモデリング調節法を挙げた。潤滑評価法ではマクロスケールの摩擦係数測定,原子間力顕微鏡によるナノスケールの摩擦力測定を説明した。
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分類 (2件):
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骨格系  ,  筋骨格系・皮膚モデル 
タイトルに関連する用語 (3件):
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