抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イオン溶液(IL/ILs)はセルロース溶解,重金属イオンの抽出や石炭液化残さなど多くの分離プロセスに対する理想の溶剤である。前記プロセスにおいてILsは排出液中に不可避的に残る。それらの環境に対する高コストと潜在的な有害な影響のため,ILsを希薄水溶液からリサイクルすることは非常に重要である。ILsの一次分離とリサイクルに電気透析(ED)を使用した。EDプロセスの性能を評価するために,全体の電流効率(η),回収率(R)および濃縮比(ω)に対する初期濃度,印加電圧および希薄溶液の初期容量の影響を明らかにした。これらの実験結果の中で最高の回収率は85.2%に達し,最高の総電流効率は80.9%に達する。EDのエネルギー消費も検討したが最高のエネルギー消費率(R
e)は約1350g/kWhであった。濃縮プロセスに対するILのカチオンおよびアニオンのサイズの影響も評価した。実験結果はEDがIL水溶液を濃縮する有効な方法であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.