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J-GLOBAL ID:201202224273652020   整理番号:12A1157998

エマルジョン中での液体-液体界面を用いた有機微結晶粒子の製造

Production of Organic Fine-Crystalline Particles by Using the Liquid-Liquid Interface in an Emulsion
著者 (2件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 991-994  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: A0907C  ISSN: 0930-7516  CODEN: CETEER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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薬剤のような有機物質の製造法として貧溶媒晶析法があるが,晶出する粒子の形状が安定せずまた凝集するなどの問題を抱えている。著者らはこれまでこの結晶形態に影響する因子として過飽和比がありその制御が有効な手法であることを報告した。本研究においては,所期の形態およびサイズを有する微結晶を得るための結晶化操作条件を確立することを目的とした。実験においてはタウリンを対象とし,その飽和エタノール水溶液(液体A),タウリン飽和ヘキサン溶液(液体B)および任意の濃度のタウリン飽和エタノール水溶液(液体C)を準備した。二枚のガラス板の間でBにAを滴下し,その後Cを添加することで結晶化を進行させ,その挙動を観察した。これらの実験から,今回適用した液体-液体界面は過飽和変動を低減でき,所期の形態のタウリン微粒子を得ることができることを明らかにした。
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有機化合物の結晶成長 
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