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J-GLOBAL ID：201202224305550569   整理番号：12A0604199

誘電性ランダム媒質中でのレーザ作用に対する充填因子の影響の研究

A study on the effect of filling factor for laser action in dielectric random media

著者 (4件)： FUJII Garuda (Nagoya Univ., Dep. of Mechanical Sci. and Engineering, Furo-cho, Chikusa-ku, 464-8603, Nagoya, JPN) ,  MATSUMOTO Toshiro (Nagoya Univ., Dep. of Mechanical Sci. and Engineering, Furo-cho, Chikusa-ku, 464-8603, Nagoya, JPN) ,  TAKAHASHI Toru (Nagoya Univ., Dep. of Mechanical Sci. and Engineering, Furo-cho, Chikusa-ku, 464-8603, Nagoya, JPN) ,  UETA Tsuyoshi (The Jikei Univ. School of Medicine, Physics Lab., 8-3-1 Kokuryo-cho, Chofu, 182-8570, Tokyo, JPN)
資料名： Applied Physics. A. Materials Science & Processing  (Applied Physics. A. Materials Science & Processing)
巻： 107  号： 1  ページ： 35-42  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： D0256C  ISSN： 0947-8396  CODEN： APHYCC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 誘電材料から成るランダム系において,レーザ作用は,多重散乱と干渉効果により起こる光局在化から起こると考えられている。ランダム媒質中でレーザ発振が起こる波長は,連続散乱の平均自由行程に依存する。連続媒質の平均自由行程は充填因子に依存するので,レーザ作用に対する充填因子の影響を系統的に調べることが重要である。本研究では,負の虚部を持つ比誘電率によりモデル化される反転分布を有する誘電体ロッドから成る二次元ランダム媒質から発光する光のPoyntingベクトルを計算した。いくつかの異なる充填因子およびいろいろな反転分布の値に対して,二次元ランダム媒質からの照射Poyntingベクトルのスペクトルを示した。反転分布が小さい場合にレーザ生成が起こることをみつけ,充填因子の異なる誘電構造で起こるレーザ作用の閾値について検討した。また光が大きく増幅するいくつかの周波数領域における電場振幅の空間分布についても調べた。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *誘電体 ,  誘電率 ,  反転分布 ,  ベクトル ,  比率 ,  *不均質媒質 ,  *レーザ発振 ,  平均自由行程 ,  閾値 ,  固体レーザ
準シソーラス用語： Poyntingベクトル ,  *ランダムレーザ ,  *充填因子

分類 (2件)： 固体レーザ  (BD04080W) ,  誘電体一般  (BM05010F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 誘電性 ,  ランダム媒質 ,  レーザ ,  充填因子 ,  研究