抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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繊維補強コンクリート(FRC)の特集号の記事である。繊維補強コンクリートを吹付けコンクリートとして用いた場合の特性について,主に,打込みコンクリートとの違いの面から紹介した。また,近年研究が進んでいる高じん性繊維補強セメント複合材料を用いた吹付けコンクリートの動向についても簡単に紹介した。吹付けコンクリート工法は,型枠の設置を必要としないため,比較的簡便な方法で広範囲に補修できる工法であるが,施工方法や作業員の熟練度によって硬化後のコンクリートの品質が変化するという欠点を有している。今後は,吹付け工法技術の開発だけではなく,吹付け工法の施工技術者の資格認定制度や,育成制度などの枠組み作りについても,検討することが重要であるとしている。