文献

J-GLOBAL ID：201202224446629037   整理番号：12A1123353

腐植質の抗アンドロゲン作用

Antiandrogenic activity of humic substances

著者 (3件)： BITTNER Michal (Masaryk Univ., Res. Centre for Toxic Compounds in the Environment, Kamenice 3, 625 00 Brno, CZE) ,  SAUL Nadine (Humboldt-Universitaet zu Berlin, Dep. of Biology, 12437 Berlin, DEU) ,  STEINBERG Christian E.W. (Humboldt-Universitaet zu Berlin, Dep. of Biology, 12437 Berlin, DEU)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 432  ページ： 93-96  発行年： 2012年08月15日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ひさしく,腐植質(HS)から主になる天然有機物(NOM)は曝露生物との可能な化学的相互作用に関して生態系で不活性と見なされていた。しかしながら最近,個体群の性比のシフトをもたらすエストロゲン作用を含む,合成生体異物にだいたい起因すると考えられるいろいろな有害作用をNOMは引き出すことが示された。しかしながら,抗/アンドロゲン経路はまだ評価されてなかった。ここで,アンドロゲン反応の速い要素の転写制御の下でホタルルシフェラーゼ遺伝子により安定して形質移入された抗/アンドロゲン敏感細胞株MDAを応用した。12の試験NOM調合から5つにより,特に土壌と石炭分離菌により,比較的高い,濃度依存性抗アンドロゲン作用を確認した。これは,どこにでもある生物地球化学的マトリックスでこの内分泌撹乱経路を示す最初の研究であるように見え,その潜在的活性は環境の合成内分泌撹乱物質に関する来るべき研究で無視されるべきでなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フミン酸 ,  効果 ,  経路 ,  *抗ホルモン ,  男性ホルモン ,  フルボ酸 ,  酵素活性度 ,  活性 ,  生存率 ,  細胞毒性 ,  水質汚濁物質 ,  最小濃度
準シソーラス用語： IC₂₅ ,  LOEC(最低影響濃度) ,  ホルモン様効果 ,  ルシフェラーゼ活性 ,  抗アンドロゲン活性 ,  抗アンドロゲン経路 ,  内分泌撹乱経路 ,  *腐植質

分類 (4件)： 土壌化学  (FB04040C) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  性ホルモン  (EB08050O) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (2件)： 腐植質 ,  抗アンドロゲン