抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Gratiano社はVocis Driveline Controls社と共同で,電気自動車向けに4速の2重クラッチトランスミッション(DCT)を開発した。基本概念は通常の内燃機関向けのDCTに似ているが,本製品は電動モータが機械的に歯車箱の2個の入力軸に直結していて,機械的クラッチがない構造が特徴となっている。本製品は50kWの都市向け自動車から高性能の全輪駆動まで対応可能である。OEM企業はシフト操作がなく,またトルク妨害がない単速式を好む。Graziano社は電気自動車用の第一世代機として開発努力が最小で済む単速トランスミッションを受け入れた。しかし高速ではピストンエンジンと同様に効率が低下する。電動モータでは50~60%まで下がることがある。しかし異なった歯車に切り替えると効率が70~80%に向上できる。4速の本製品は将来の段数増加の可能性を含んでいる。本稿はこれらについて紹介した。