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J-GLOBAL ID：201202224616593776   整理番号：12A1352465

仮想的な空気輸送式廃棄物収集システムと戸別収集システムの環境的な持続可能性の比較

Environmental sustainability comparison of a hypothetical pneumatic waste collection system and a door-to-door system

著者 (5件)： PUNKKINEN Henna (VTT Technical Res. Centre of Finland, Biologinkuja 7, P.O. Box 1000, FI-02044 VTT, FIN) ,  MERTA Elina (VTT Technical Res. Centre of Finland, Biologinkuja 7, P.O. Box 1000, FI-02044 VTT, FIN) ,  TEERIOJA Nea (Univ. of Helsinki, Dep. of Economics and Management, Latokartanonkaari 9, P.O. Box 27, FI-00014 HY, FIN) ,  MOLIIS Katja (Univ. of Helsinki, Dep. of Economics and Management, Latokartanonkaari 9, P.O. Box 27, FI-00014 HY, FIN) ,  KUVAJA Eveliina (Univ. of Helsinki, Dep. of Economics and Management, Latokartanonkaari 9, P.O. Box 27, FI-00014 HY, FIN)
資料名： Waste Management (Kidlington)  (Waste Management (Kidlington))
巻： 32  号： 10  ページ： 1775-1781  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： B0898C  ISSN： 0956-053X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 廃棄物収集は廃棄物管理の環境的な持続可能性に影響を与えるライフサイクル段階の1つである。空気輸送式廃棄物収集システムは人口密度が高い都市部において廃棄物収集を整備する新しい方法である。しかし,このシステムの環境影響について,限られた情報のみが入手可能である。本研究では,従来型の戸別収集システムと仮想的な空気輸送式代替品の環境的な持続可能性について比較する。さらに,仮想的な空気輸送式廃棄物収集システムの大きさあるいは含まれる廃棄物成分の数が結果に影響を与えるかについて解析した。仮想的な空気輸送式廃棄物収集システムをフィンランドのヘルシンキの人口密集した現存する都市部へ設置した場合の環境負荷を計算し,現状で普及しているコンテナを基本とした戸別廃棄物収集システムの環境負荷と比較した。評価方法として,ライフサイクルインベントリ(LCI)を使用した。本研究において,温室効果ガス(GHG)である二酸化硫黄と窒素酸化物の大気中への排出を報告する。その結果,現存する都市インフラストラクチャーにおいて,普及しているシステムを据え置き型の空気輸送式廃棄物収集システムへ置き換えることは空気中への全排出を増加させることになった。それにもかかわらず廃棄物を収集する地区に限定すると,収集するための交通量が少なくなるため,排出は減少した。仮想的な空気輸送システムの電力消費と発電源は結果に顕著な意味を持っている一方で,システム部品の製造による排出は決定的であることを証明した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *廃棄物 ,  *収集 ,  性質 ,  空気輸送 ,  環境影響 ,  環境管理 ,  電力消費 ,  温室効果ガス ,  インフラストラクチャー
準シソーラス用語： ライフサイクルインベントリ ,  環境負荷 ,  持続可能性

分類 (4件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  研究開発  (SA01040R) ,  環境問題  (SA01020V) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 仮想 ,  空気輸送 ,  廃棄物収集 ,  収集システム ,  環境 ,  持続可能性