文献
J-GLOBAL ID:201202224633330479   整理番号:12A0056642

フィブリノゲン吸着,血小板付着および血しょう凝固を減らすためのポリ(スルホベタインメタクリレート-co-アクリル酸)による表面改質

Surface Modification with Poly(sulfobetaine methacrylate-co-acrylic acid) To Reduce Fibrinogen Adsorption, Platelet Adhesion, and Plasma Coagulation
著者 (6件):
資料名:
巻: 12  号: 12  ページ: 4348-4356  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高い水和能力と中性電荷表面を持つ双性イオン性スルホベタインメタクリレート(SBMA)ポリマーは,優れた汚染防止特性を有することが知られている。この研究において,SBMAとアクリル酸(AA)のいろいろな組成を持つ共重合体を合成して,静電相互作用による多層高分子電解質フィルムとして重合体基質の上へ固定した。ポリ(SBMA-co-AA)-修飾基材の血液適合性を評価するために血しょう付着とフィブリノゲン吸着量を測定した。共重合体中のSBMA比率と沈着溶液のpHを調整したいろいろな沈着条件のうち,pH 3.0で沈着させたポリ(SBMA56-co-AA44)が,最高の血液適合性を有していた。この研究は,静電相互作用で高分子電解質系フィルムの上に吸着せたポリ(SBMA-co-AA)共重合体が,効果的に血液適合性を改善して,そしてTCP,PUおよびPDMSなどのいろいろな基材に適用できることを証明した。さらにまた,(SBMA-co-AA)被覆ポリ基材は,厳しい条件下で大きな耐久性を備えていた。血小板付着,フィブリノゲン吸着およびプ血しょう凝固に関する初歩的な血液適合性テストで,この技術の血液接触生医学的装置への適用の潜在性が示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  医用素材 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る