文献

J-GLOBAL ID：201202224641519599   整理番号：12A1143468

Kコンピュータ:548kを超えるコアで構築した8.162ペタFLOPS超並列スカラスーパコンピュータ

K Computer: 8.162 PetaFLOPS Massively Parallel Scalar Supercomputer Built with Over 548k Cores

著者 (10件)： MIYAZAKI Hiroyuki (Fujitsu, Kanagawa, JPN) ,  KUSANO Yoshihiro (Fujitsu, Kanagawa, JPN) ,  OKANO Hiroshi (Fujitsu, Kanagawa, JPN) ,  NAKADA Tatsumi (Fujitsu, Kanagawa, JPN) ,  SEKI Ken (Fujitsu, Kanagawa, JPN) ,  SHIMIZU Toshiyuki (Fujitsu, Kanagawa, JPN) ,  SHINJO Naoki (Fujitsu, Kanagawa, JPN) ,  SHOJI Fumiyoshi (RIKEN, Hyoga, JPN) ,  UNO Atsuya (RIKEN, Hyoga, JPN) ,  KUROKAWA Motoyoshi (RIKEN, Hyoga, JPN)
資料名： Digest of Technical Papers. IEEE International Solid-State Circuits Conference  (Digest of Technical Papers. IEEE International Solid-State Circuits Conference)
巻： 2012  ページ： 192-193,193A  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0753A  ISSN： 0193-6530  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Kコンピュータ(京)は,700k以上のコアにより10ペタFLOPSの性能を達成するように設計した超並列スーパコンピュータである。2011年6月に,京は548,352コアで8.162ペタFLOPSのLINPACKベンチマーク性能を達成した。総電力消費は9.89MWであり,このベンチマークの完了には28時間を要した。京は,9万個以上の計算ノードを含み,各ノードはSPARC64と呼ぶ8コアスカラプロセッサに16GBのメモリが直結されている。SPARC64の新機能である高性能算術計算拡張は,8個のコア間でのソフトウェア制御キャッシュ共有と,SIMDと浮動小数点演算の新しい命令定義を可能とする。電力消費低減には,CPUの細粒度電力解析と,CPUなど集積回路の水冷を行った。動作温度を85°Cから30°Cに下げると,チップ当たり7Wの節電が可能であり,全体では1MW以上が節電できた。

シソーラス用語： *スーパコンピュータ ,  *超並列計算機 ,  マイクロプロセッサ ,  ベンチマーク ,  電力消費 ,  スカラー ,  キャッシュメモリ ,  SIMD ,  浮動小数点演算 ,  命令語 ,  解析 ,  水冷 ,  温度 ,  *計算機利用 ,  電力解析 ,  省エネルギー技術 ,  マルチコアプロセッサ ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  マルチコア ,  節電 ,  動作温度 ,  *高性能計算

分類 (1件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O)

タイトルに関連する用語 (7件)： コンピュータ ,  コア ,  構築 ,  FLOPS ,  超並列 ,  スカラ ,  スーパコンピュータ