文献
J-GLOBAL ID:201202224696594050   整理番号:12A1500456

重篤な患者の厳格な血糖管理のためのSTAR-Liegeプロトコルの初めてのパイロット試行

First pilot trial of the STAR-Liege protocol for tight glycemic control in critically ill patients
著者 (8件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 844-859  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0213C  ISSN: 0169-2607  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ICU患者の厳格な血糖管理(TGC)にはメリットがあることが分かっているが,適応性のある患者毎の解決法が求められるので,患者内および患者間で変動のために,一貫性を持った実行が困難であった。STAR(確率的目標)は,72mg/dL以下で,患者の血糖(BG)リスクが確率的に最大5%の変動を持つとした,柔軟なモデルベースのTGCフレームワークである。ここでは,STAR手法の初めての臨床パイロット試行とこのプロトコルを裏付けているモデルと方法の施行後の分析を報告した。各試行は24hで,BGは1-2h毎に測定する。BGが3hで110-135mg/dLの間にあるときには,2h毎の測定を行う。STARフレームワークは,臨床的に定められた目標とインタベンションガイドラインに連動している。臨床上指定された血糖目標は125mg/dLである。STAR手法では各インタベンションは,患者の代謝変動の確率モデルに基づく予測BGレベルと結果の範囲(5-95%)に入る。現状の注入率に基づいて制限される増加は0.5-2.0U/hであるが,インスリン注入率は最大6U/hに制限しており,このSTARフレームワークをインスリン専用のTCG手法としている。9試行全体で,205の測定を行った。中央値モデルの予測誤差は10-18%の範囲で,食事が少ない場合や他の臨床事象で誤差が大きくなっている。最小BGは63mg/dLで,72mg/dL以下の測定はなく,1測定(0.5%)だけが5%の最小保証リスクレベル以下であった。患者の変動は制御に使用した確率モデルの予測よりも大きく,予測誤差がいくつか出たことが,試行後の分析により分かった。分析および患者がICUにいる特定の日の確率モデルを用いた臨床試行の(検証済の)仮想試行再シミュレーションでは,観察された変動性の取得の精度が上がるのが見られた。さらに特化した確率モデルを用いた制御では,血糖変動が同等あるいは低くなり,制御と安全性が同等に得られることを,この分析により示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
看護,看護サービス  ,  医用情報処理 

前のページに戻る