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J-GLOBAL ID：201202224703799461   整理番号：12A0681117

分数階微分による防振の動力学

Dynamics of vibration isolation system obeying fractional differentiation

著者 (6件)： LI Song (Harbin Inst. Technol., Harbin, CHN) ,  FANG Bo (Harbin Inst. Technol., Harbin, CHN) ,  YANG Tianzhi (Harbin Inst. Technol., Harbin, CHN) ,  ZHANG Yewei (Harbin Inst. Technol., Harbin, CHN) ,  TAN Lijun (Harbin Inst. Technol., Harbin, CHN) ,  HUANG Wenhu (Harbin Inst. Technol., Harbin, CHN)
資料名： Aircraft Engineering and Aerospace Technology  (Aircraft Engineering and Aerospace Technology)
巻： 84  号： 2  ページ： 103-108  発行年： 2012年 
JST資料番号： A0349A  ISSN： 1748-8842  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 打上時の宇宙飛行体の安全性を確保するため,全宇宙飛行体の防振装置の粘弾性減衰の動力学についてのべた。粘弾性減衰材料に対し,分数階微分応力歪みの構成式を示した。まず通常の1自由度振動系の分数階微分版を解析し,剛性と減衰の単純型を示した。シミュレーションの結果,アイソレータの剛性が増すと,系の1次振動数が増すが衛星の1次固有振動数を超えない。アイソレータの2次振動数は,剛性増加で急速に増すが衛星の1次固有振動数より小さくならない。またシステムで最大となる減衰比がありこの価はアイソレータの質量と剛性を調整する事で減衰比を最大値にする事が出来る。分数階微積分学で書かれた構成関係が,全宇宙飛行体防振に対し有用なツールになる事を示した。

シソーラス用語： *防振装置 ,  応力歪特性 ,  ダンパ ,  減衰定数 ,  比率 ,  微分 ,  *宇宙飛行体 ,  一自由度振動系 ,  剛性 ,  減衰 ,  固有振動数
準シソーラス用語： 減衰比 ,  *粘弾性ダンパ ,  分数階微分

分類 (1件)： 飛しょう体の設計・構造  (QK04010H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分数 ,  微分 ,  防振 ,  動力学