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J-GLOBAL ID:201202224735183179   整理番号:12A1411210

自己集合球状蛋白質-ポリマー二ブロックコポリマーにおける速度論的に制御したナノ構造形成

Kinetically Controlled Nanostructure Formation in Self-Assembled Globular Protein-Polymer Diblock Copolymers
著者 (3件):
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巻: 13  号:ページ: 2781-2792  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高度の蛋白質折り畳みと機能とを保持するブロックコポリマー形態を生成するためのモデル球状蛋白質-ポリマージブロックコポリマーとしてmCherry-b-ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)を調製してナノ構造形成の速度論的及び熱力学的制御の可能性を調べた。固体状態材料への水処理とそれに続く溶媒アニーリング中に蛋白質ブロックでのpH及びポリマーブロックでの温度の溶解度の2元の直交的制御を実演した。ブロックコポリマーのコイル区画及び自己集合に用いた速度論的経路に依存して六角柱,穿孔薄板,薄板,あるいは,六角形及び無秩序ミセル層が観測された。ポリマーブロックに好ましい溶媒はコイル-コイルジブロックコポリマーを思わせる秩序ある構造,好ましくない溶媒は速度論的にトラップされたミセル構造を産した。蛋白質への溶媒品質を落とすと長距離秩序立てを改善し,蛋白質相互作用の強さがナノ構造形成に影響することを示唆した。続く溶媒アニーリングはナノ構造の進化をもたらした。すなわち両ブロックに好ましい溶媒でアニーリングすると秩序も観測された蛋白質機能も最高になった。蛋白質二次構造はすべての処理過程においてほとんど完全に保持されたが,蛋白質ブロックに良い溶媒を使うことは蛋白質の70%までがその機能的形を保持することを可能にした。
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分類 (1件):
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化学合成 

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