抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
トヨタでは,対抗的な労使関係が1950年の2か月にわたる解雇反対争議のあとも数年続いた。本稿では,そうした対抗的な関係が,いつごろから,どのようにして共働的な関係に変わってきたのかについて探った。まず,共働的な労使関係の有無や程度を測る指標の一つとしてとして「生産職場の生産の工夫」について述べ,「on-lineの工夫活動」(生産ラインについているときの生産の工夫)と「off-line工夫活動」(提案活動やQCサークル活動のような小集団活動)の2つの工夫活動を示し説明した。その上で,1950年以降の労使関係を振り返りつつ考察した。