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J-GLOBAL ID:201202224749492484   整理番号:12A1010127

ADC12合金の凝固組織とダイカストプロセスにおけるひけ巣臨界条件

Solidification Microstructure and Criteria Conditions of Shrinkage Porosity in Die Casting Process of ADC12 Alloy
著者 (2件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 375-382  発行年: 2012年07月25日 
JST資料番号: G0096A  ISSN: 1342-0429  CODEN: CHKOFY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ダイカストにおける市販ADC12合金のひけ巣発生臨界条件を検討するために,示差熱分析,一方向凝固試験,ダイカスト試験及びコンピュータ数値計算を行った。示差熱分析によって同定された市販ADC12合金の液相線温度,Al-Si共晶反応開始温度及び多元共晶反応開始温度はそれぞれ856K,838K及び826Kであり,凝固は801Kで終了した。一方向凝固試験では初晶デンドライト相が明確に観察され,デンドライト二次アーム間隔λ<sub>2</sub>と部分凝固時間θ<sub>f</sub>との間には次の関係が成り立った。λ<sub>2</sub>=6.45θ<sub>f</sub><sup>0.31</sup>またダイカストで得られた鋳物にも初晶デンドライト相が観察され,λ<sub>2</sub>より推定された凝固時の平均冷却速度は,表面から深さ約0.5mmの位置で約60K/sと考えられた。コンピュータ数値計算により求めたダイカストにおけるG/√<span style=text-decoration:overline>V</span>の値は,ひけ巣の少ない表面直下ほど大きい値であった。またΦ200μm以上のひけ巣が認められた臨界条件はG/√<span style=text-decoration:overline>V</span>1.4≦K<sup>0.5</sup>s<sup>0.5</sup>/mmであった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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鋳造欠陥  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (15件):
  • 1) 岩堀弘昭, 戸沢勝利, 山本善章, 中村元志 : 軽金属 34 (1984) 389
  • 2) 岩堀弘昭, 戸沢勝利, 浅野高司, 山本善章, 中村元志, 上西治郎 : 軽金属 34 (1984) 525
  • 3) 村島泉, 石川明, 佐々木英人, 西直美 : 軽金属 49 (1999) 487
  • 4) 品田与志栄, 上田叔完, 滝顕治 : 鋳物 61 (1989) 920
  • 5) 品田与志栄, 上田叔完, 滝顕治 : 鋳物 61 (1989) 926
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