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J-GLOBAL ID：201202224915585895   整理番号：12A1191182

動物の脳卒中モデルにおけるスタチン類の有効性の根拠:メタ分析

Evidence for the efficacy of statins in animal stroke models: a meta-analysis

著者 (8件)： GARCIA-BONILLA Lidia (Univ. Autonoma de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  CAMPOS Mireia (Univ. Autonoma de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  GIRALT Dolors (Univ. Autonoma de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  SALAT David (Univ. Autonoma de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  CHACON Pilar (Univ. Autonoma de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  HERNANDEZ-GUILLAMON Mar (Univ. Autonoma de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  ROSELL Anna (Univ. Autonoma de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  MONTANER Joan (Univ. Autonoma de Barcelona, Barcelona, ESP)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 122  号： 1/2  ページ： 233-243  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脳卒中に対するスタチン類(抗コレステロール薬)の予防効果の根拠を得るため,動物モデルを用いて脳卒中に対するスタチン類の効果を検討した190の報告を再評価した。虚血性閉塞性脳卒中について検討し,梗塞容積及び/または神経学的転帰について報告した41の研究に絞ってメタ分析を行った。スタチン類の投与により脳梗塞容積は平均25%減少し,並行して神経学的転帰も改善された。腹腔内投与に比して経口投与の方が有効であった。スタチン類は虚血後投与よりも虚血前投与の方が有効であった。梗塞容積減少と神経学的改善でもっとも高い効果を示したのはシンバスタチンであった。本研究により,脳虚血後の脳損傷の軽減にスタチン類が有効であることが動物モデルにより証明された。

シソーラス用語： *抗コレステロール薬 ,  病態モデル ,  メタ分析 ,  *脳卒中 ,  *脳虚血 ,  脳梗塞 ,  保護作用 ,  薬理作用 ,  脂環式化合物 ,  ラクトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  共役ジエン ,  脂環式アルコール ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  オレフィン化合物 ,  カルボン酸塩 ,  不飽和アルコール ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  脂肪酸 ,  ジエン ,  酵素阻害剤 ,  HMG-CoAレダクターゼ阻害剤
準シソーラス用語： *虚血性脳卒中 ,  神経保護効果

分類 (2件)： 神経の臨床医学一般  (GN01030H) ,  脂質代謝作用薬の基礎研究  (GW13040M)

物質索引 (9件)： アトルバスタチン ,  シンバスタチン ,  セリバスタチン ,  ピタバスタチン ,  プラバスタチン ,  フルバスタチン ,  メバスタチン ,  ロスバスタチン ,  ロバスタチン

タイトルに関連する用語 (6件)： 動物 ,  脳卒中 ,  モデル ,  スタチン類 ,  根拠 ,  メタ分析