文献
J-GLOBAL ID:201202224964493971   整理番号:12A0957149

シロイヌナズナにおいて,アルゴンおよび炭素イオンを用いる高度LET照射により誘導される突然変異の分子的性質

Molecular nature of mutations induced by high-LET irradiation with argon and carbon ions in Arabidopsis thaliana
著者 (11件):
資料名:
巻: 735  号: 1-2  ページ: 19-31  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
線エネルギー付与(LET)は,重イオンによる突然変異の誘発において考慮しなければならない重要なパラメーターである。しかし,植物における強いLET照射によって誘導される突然変異の分子的性質については定量的なデータは得られていない。この研究では,シロイヌナズナの乾燥種子をアルゴンおよび炭素イオンを用いるLETで照射し,それによって引き起こされるDNAの変化を解析した。前者の照射で得られた14の変異のうち13,後者の照射から生じた13の変異のうち11は,欠失変異であることが分かった。2種類の照射で生じた結合領域の解析により非相同末端結合が切断部位の主な修復機構であることを確認した。100塩基以上の大きな欠失が,アルゴンイオン照射では全欠失変異の54%に認められ,炭素イオン照射の場合には64%に認められた。他の結果も合わせて,290kevμm-1以上の重イオンビームが植物において効率的に大きな欠失変異を引き起こし,植物における新規な突然変異誘発や遺伝子解析の方法として有用であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般 

前のページに戻る