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J-GLOBAL ID：201202224971470146   整理番号：12A0593732

水の色及び溶存態有機炭素に対する規定された荒地焼却の影響:批判的総論

The impacts of prescribed moorland burning on water colour and dissolved organic carbon: A critical synthesis

著者 (5件)： HOLDEN J. (water@leeds, School of Geography, Univ. of Leeds, Leeds LS2 9JT, GBR) ,  CHAPMAN P.j. (water@leeds, School of Geography, Univ. of Leeds, Leeds LS2 9JT, GBR) ,  PALMER S.m. (water@leeds, School of Geography, Univ. of Leeds, Leeds LS2 9JT, GBR) ,  KAY P. (water@leeds, School of Geography, Univ. of Leeds, Leeds LS2 9JT, GBR) ,  GRAYSON R. (water@leeds, School of Geography, Univ. of Leeds, Leeds LS2 9JT, GBR)
資料名： Journal of Environmental Management  (Journal of Environmental Management)
巻： 101  ページ： 92-103  発行年： 2012年06月30日 
JST資料番号： H0435B  ISSN： 0301-4797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶存態有機炭素(DOC)の腐植土成分による天然表層水の変色は,水道設備会社にとってコストがかかる問題である。本論文は,水の色に対する規定された荒地の植物焼却の影響について公知のものを調査する。関連する研究は,3つの規模で起こった:泥炭コア,土壌水域のプロット規模サンプリング,及び小川水域の集水池規模サンプリングにおける研究室内試験。研究室内試験は,燃焼が色生成を増加することを示唆するが,集水池及びプロット試験の証拠に矛盾する。過渡変化を立証する証拠があるが,プロット試験は,燃焼前に,色生成が減少するか,又は無変化を維持し得ることを示唆する。集水池試験は,規定ムーア地帯燃焼が,小川の水の色を増加させることを示唆するが,ほとんどの研究が,植物被覆のものからの燃焼効果を明らかに解釈することができなかったので,ほとんどの場合,証拠は明瞭ではない。プロットと集水池試験間の知見の相違は,次のことによって解釈され得る:i)燃焼に対する長期的反応及び修復時間を測定しない研究の短期の性質;ii)泥炭において深い土壌水より河川の流量に寄与する浅い土壌深さからの色測定の不足;及び,iii)幾つかの場所の種々の試験のプロット間で生じる水文相互作用の可能性。さらに,小川の水の色の増加に何人かの筆者によって統計的に起因した,集水池の近年のパッチ燃焼の増加は,理論計算と一致しない。集水池の他の部分による水域での希釈を考慮する場合,色の大きな値は,近年みられた小川の水の色の変化の平衡を保つために,少数の集水域に占める,近年の燃焼地域から理論上発生することを要する。したがって,更なる過程に基づく研究は,規定燃焼植物が高地の小川,河川及び湖の色及びDOCの強化に直接駆動するか否かについて,適切に調査することが要求される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *水質汚濁 ,  色相 ,  有機炭素 ,  用地 ,  焼却 ,  *山火事 ,  *環境影響 ,  管理 ,  沼沢地 ,  文献展望
準シソーラス用語： 荒地 ,  泥炭地 ,  土地管理 ,  野火

分類 (2件)： 水質汚濁一般  (SB02010U) ,  火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水 ,  色 ,  溶存態有機炭素 ,  規定 ,  荒地 ,  焼却