抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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浮遊選鉱による鉱物粒子の回収率は粒子径の強い関数である。浮遊選鉱可能な粒子の粒径が大きくなるにつれて,回収率もまた単調に減少する前に最大に達するまで増加する。既存研究は,未知の個々の組成についての単体分離あるいは鉱石粒子に焦点が当てられてきた。最近まで,部分的に単体分離された鉱物の粒子径ごとのデータがなかった。この論文は運転中の濃縮器における方鉛鉱粒子についての浮遊選鉱に対する最近の実験結果の再解釈を提供する。各粒子径部分に対する速度定数および担体分離を測定した。化合物は単体分離された粒子よりもゆっくりと浮きあがった,しかしデータの新しい分析は粒子径による速度定数の分布の一般的形状は単体分離(化合物構成)によって影響されないことを示す。各担体分離クラスに対して,速度定数kの完全に担体分離した粒子に対する最大速度定数k
maxに対する比は,粒子径には依存しなかった。浮遊選鉱単体分離係数L=k/k
maxを定義することができる,そしてそれは部分単体分離の関数である。この鉱石に対しては,単体分離関数はL=k/k
max=ax exp(bx
c)の形である,そしてそこではxは部分単体分離(0≦x≦1)であり,a,bおよびcは定数である。単体分離関数は鉱石タイプに依存することが予期される。接触角が十分に単体分離された黄銅鉱粒子のメカニカルセルにおける粒子径ごとの回収率に及ぼす効果を調べた。これらの粒子に対する回収率-粒子径応答は従来の形に従った。接触角に対するk/k
maxのプロットは最大接触角での速度定数である,それは浮遊選鉱応答は基本的に粒子径に依存しないことを示した。部分的な表面単体分離は,同じように粒子径に依存することなく全ての粒子の速度定数に影響を及ぼす。粒子径による回収率回収率の分布は十分に単体分離された粒子の応答によって決まる。粗い混合物に対する速度定数は,十分に単体分離された同じ粒径の粒子に対するこれらに従う。粗い粒子の回収率における低下は,浮遊選鉱セルにおける水力学的条件に関係する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.