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J-GLOBAL ID：201202225091686790   整理番号：12A0745531

水中の重金属の除去: サボテン粘質物とヒ酸塩(As(V))の相互作用

Removing Heavy Metals in Water: The Interaction of Cactus Mucilage and Arsenate (As (V))

著者 (4件)： FOX Dawn I. (Univ. South Florida, Florida, USA) ,  PICHLER Thomas (Univ. Bremen, Bremen, DEU) ,  YEH Daniel H. (Univ. South Florida, Florida, USA) ,  ALCANTAR Norma A. (Univ. South Florida, Florida, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 8  ページ： 4553-4559  発行年： 2012年04月17日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Opuntia ficus-indicaからのペクチン抽出物であるサボテン粘質物を飲用水からのヒ素除去に使用する方法を評価した。合成ヒ酸塩(As(V))溶液をゲル化抽出液(GE)と非ゲル化抽出液(NE)の2つの抽出物によって回分試験で処理し,空気-水界面での平衡後にヒ素濃度を測定した。GEとNEで処理した溶液での空気-水界面でのヒ素濃度はそれぞれ平均14%と9%増加し,粘質物がヒ素と結合して空気-水界面へ移動することを示した。粘質物の-CO基(カルボキシル基とカルボニル基)と-OH(ヒドロキシル)官能基のヒ酸塩との相互作用のFTIR分析から,弱塩基性(pH9)と弱酸性(pH5.5)で粘質物活性が大きいことを示した。この相互作用の最適化によって飲用水からのヒ素の除去に天然ペクチンが利用できることを示した。

シソーラス用語： 用水処理 ,  *脱金属 ,  重金属汚染 ,  *ヒ酸塩 ,  *ペクチン ,  *植物粘質物 ,  サボテン科 ,  *飲用水 ,  ヒ素 ,  気液界面 ,  ゲル化 ,  抽出液 ,  相互作用 ,  生物学的水処理
準シソーラス用語： Opuntia ficus-indica ,  植物抽出物

分類 (2件)： 用水の生物学的処理  (SC02050P) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水中 ,  重金属 ,  サボテン ,  粘質物 ,  ヒ酸塩 ,  相互作用