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J-GLOBAL ID：201202225180645704   整理番号：12A1758514

傾斜機能材料のこれまでとこれから 金属溶湯中で生じる脱成分反応を用いた卑・半金属系ポーラス材料の開発と傾斜機能材料への応用

著者 (2件)： 加藤秀実 (Tohoku Univ.) ,  和田武 (Tohoku Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 47  号： 12  ページ： 913-919  発行年： 2012年12月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポーラス(多孔質)材料は空孔や表面積に起因し,緻密材料では得られない高付加価値の諸機能を呈する。従来の水溶液に代えて金属溶融体を脱成分媒体に利用した新しいナノポーラス金属の作製方法を考案し,貴金属に加え,数々の卑・半金属やその合金のナノポーラス化に成功した。本稿では,この新しい脱成機構の原理,反応設計,作製例,および傾斜機能材料への応用について解説した。1)金属溶融体中における合金の脱成分設計,2)金属チタンナノポーラス体の作製,3)形成ポーラス構造の制御:前駆体合金組成の影響,金属浴温度および浸漬時間の影響,4)金属浴中における合金の脱成分過程と傾斜機能材料への応用:α-Ti/Ti₂Cu/TiCuの例。

シソーラス用語： *傾斜機能材料 ,  材料 ,  多孔質体 ,  メルト ,  *多孔質金属 ,  金属元素 ,  半金属 ,  貴金属 ,  制御 ,  細孔構造 ,  チタン ,  前駆体 ,  化学組成 ,  浸漬 ,  金属間化合物 ,  銅合金 ,  チタン含有合金 ,  *脱金属 ,  浸出 ,  相平衡 ,  金属組織 ,  相組成
準シソーラス用語： ナノポーラス材料 ,  溶融体 ,  卑金属 ,  構造制御 ,  傾斜組成 ,  脱合金化 ,  ミクロ組織【金属組織】

分類 (1件)： 金属系複合材料一般  (WE04010V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 傾斜機能材料 ,  金属溶湯 ,  半金属 ,  ポーラス材料 ,  開発 ,  応用