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J-GLOBAL ID:201202225208039023   整理番号:12A0861614

液相中のキノリンの分子動力学シミュレーション

Molecular Dynamics Simulations of Quinoline in the Liquid Phase
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 19  ページ: 5719-5728  発行年: 2012年05月17日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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温度範囲276~320Kに対応する実験密度で液体キノリンの分子動力学シミュレーションを行った。分子間ポテンシャルは17原子Lennard-Jonesと静電Coulomb相互作用部位を有する剛体分子間の単純有効二体ポテンシャルである。Jalabertらによる13C NMRスピン-格子緩和時間(T1)と飽和熱容量の実験研究は290Kの転移温度でのこれらの性質の進化における異常変化を明らかにしている。実験値の面で蒸発エンタルピーを8~9%ほど過大評価した。併進拡散係数は290と303K近傍温度で変化する小さな非Arrhenius挙動を示した。回転拡散テンソルは慣性の主軸が定義する参照物質の枠組みに関して角度4~6°ほど分子面に垂直z軸周りを回転した。回転拡散テンソルは276~320K間でDrot,y/Drot,x≒0.6~0.5とDrot,z/Drot,x≒1.6~1.3を有する顕著な異方性を示した。x軸は長い分子軸として定義し,y軸は中心C-C結合にほぼ沿って位置している。幾つかの実験結果と一致して回転拡散係数,C-Hベクトルの再配向相関時間及び13C T1は288~290K周辺で非Arrhenius破れを示した。更に,これらの性質について非Arrhenius破れを303Kでも観察できる。対象温度範囲で構造が円滑に進化することを見いだした。重心-重心と原子-原子動径分布関数は温度と共に単調進化を示す。種々の型の第一隣接二量体を定義し,それらのポピュレーション解析が温度による連続的単調進化を示した。しかるに,併進と回転拡散について観測した非Arrhenius挙動は微視的水準で第一隣接二量体集団の単調増加に関連し,急な構造転移に関連しない。
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分類 (1件):
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キノリン,イソキノリン 
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