文献
J-GLOBAL ID:201202225226401309   整理番号:12A1053049

電極分極モデリングによって決定される高温における薄いポリマ中の電荷キャリアの密度と移動度

Concentration and mobility of charge carriers in thin polymers at high temperature determined by electrode polarization modeling
著者 (2件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 013710-013710-7  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
電荷キャリア濃度(n<sub>0</sub>)と実効移動度(μ<sub>eff</sub>)を,2つのポリマフィルム(<10μm)において,非常に高い温度範囲(200から400°C)で報告する。これは,広帯域誘電分光データの電極分極モデルのおかげで可能となった。ガラス転移点(T<sub>g</sub>)の発生は,n<sub>0</sub>とμ<sub>eff</sub>の温度依存性に強い影響を及ぼすことを示す。n<sub>0</sub>はT<sub>g</sub>の上でも下でも2種の異なるArrhenius的挙動を示し,一方,μ<sub>eff</sub>は研究中のどんなポリマでもT<sub>g</sub>以上でのみVogel-Fulcher-Tamman挙動を示すことを調べる。ポリイミドフィルムの場合は,200°Cと400°Cの間でn<sub>0</sub>は1×10<sup>14</sup>から4×10<sup>16</sup>cm<sup>-3</sup>,及びμ<sub>eff</sub>は1×10<sup>-8</sup>から2×10<sup>-6</sup>cm<sup>2</sup>V<sup>-1</sup>s<sup>-1</sup>まで変化する。ポリ(アミド-イミド)フィルムは,270°Cから400°Cにおいてn<sub>0</sub>値が6×10<sup>16</sup>と4×10<sup>18</sup>cm<sup>-3</sup>の間を示し,一方,μ<sub>eff</sub>は1×10<sup>-10</sup>と2×10<sup>-7</sup>cm<sup>2</sup>V<sup>-1</sup>s<sup>-1</sup>の間で変化する。調査の温度範囲内でこれらの物理パラメータの活性化エネルギーを考えると,n<sub>0</sub>及びμ<sub>eff</sub>の値は,低い温度(<80°C)において文献で報告されたものと一致しているように見える。表面電荷キャリア密度(N<sub>s</sub>)は,パシベーション(すなわち,表面の電気的絶縁)応用への可能性が報告され,議論されている。ポリイミドフィルムは,300°Cまでn<sub>s</sub>値が10<sup>11</sup>cm<sup>-2</sup>未満のため,よい代替材料と考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の電気伝導 

前のページに戻る