抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルミニウム合金鋳物製造における融解アルミニウム合金の清浄度を迅速に測定する方法として,多孔質円盤ろ過装置(PoDFA)の利用を示した。これは,PoDFAを通過するアルミニウム合金の重量と経過時間を記録し,清浄度が低いほど通過に時間を要することを利用したものである。鋳造所から得たADC12アルミニウム合金を供試材とし,電気炉で融解した後PoDFA評価にかけた。また,サンプルの顕微鏡観察も行ないPoDFA評価と対比させた。これらの実験から,本手法は基準となる曲線(ろ過重量/時間曲線)との対比によって,鋳造に供せられるかどうかの判断が可能であることを示し,鋳造現場での利用に適していることを示唆した。