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J-GLOBAL ID:201202225484588235   整理番号:12A1096256

2-ヒドロキシエチルセルロースの官能基化およびグラフト化のためのクリック化学による多目的法

A versatile method for functionalization and grafting of 2-hydroxyethyl cellulose (HEC) via Click chemistry
著者 (4件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 859-869  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2-ヒドロキシエチルセルロース(HEC)の修飾のための,中性(エステル)およびイオン性(カルボン酸および一級アミン)官能基を与えるためのアジド-アルキン環状付加反応が関係する多目的な方法について述べた。合成法は,まずHECへのアジド官能基の導入およびその後に続くいくつかのアルキン末端化合物,すなわちプロピン酸エチル,5-ヘキシン酸およびプロパルギルアミンとの環状付加反応から成る。一連のクリック化学は,中性およびイオン性官能基をもつポリジメチルシロキサン(PDMS)グラフト化HECの合成の成功により,可能であることを明らかにした。クリック化学は同様にしてさらにポリ(乳酸)(PLA)およびポリ(エチレングリコール)(PEG)断片をそれぞれグラフト化するために用いた。AFM観察は,HEC自身は一様な楕円体を作るのに,PLAグラフト化HECは刷毛型構造を示すことを明らかにした。この刷毛型構造は,HEC主鎖が伸びきった側鎖と共に伸展配座を取ることを示唆した。得られた高分子材料は各種分光法により特性化した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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