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J-GLOBAL ID:201202225520869432   整理番号:12A0171216

PPARα活性化はNFATc4のGATA-4への結合を阻害することによりエンドセリン-1誘導心筋細胞肥大を阻害する

PPARα activation inhibits endothelin-1-induced cardiomyocyte hypertrophy by prevention of NFATc4 binding to GATA-4
著者 (15件):
資料名:
巻: 518  号:ページ: 71-78  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペルオキシソーム増殖剤活性化受容体α(PPARα)は,その行動メカニズムはほとんど知られていないが,心筋細胞肥大の病因として結び付けられてきた。エンドセリン-1(ET-1)誘導心筋細胞肥大に対するPPARα活性化の効果を明らかにし,その分子メカニズムを探求するために,初代培養の新生児ラット由来心筋細胞の核内でのPPARαと活性化T細胞核内因子(NFATc4)との相互作用について,著者らは評価した。ET-1刺激心筋細胞では,電気泳動移動度シフト分析と共免疫沈澱(co-IP)法により得られたデータから,PPARα活性化因子であるフェノフィブレート(Fen)は,濃度依存的に,NFATαとPPARαとの連関を強め,ラット脳性ナトリウム利尿ペプチド(rBNP)遺伝子の活性化に必要なプロモーターであるGATA-4との相互作用を減少させた。PPARαの過剰発現による効果も,Fenによるその活性化と類似していた。低分子干渉RNAによるPPARαの欠乏により,NFATc4のGATA-4とrBNP DNAへの結合に対するFenの阻害効果が消滅した。また定量的RT-PCR解析と共焦点顕微鏡観察から,rBNP mRNAレベルの増加とET-1誘導心筋細胞肥大に対するPPARα活性化の阻害効果が確認された。著者らの結果から,活性化されたPPARαはGATA-4のNFATc4への結合と競合でき,その結果としてNFATαのトランス活性化を減少させ,ET-1誘導心筋細胞肥大を阻害していることが示唆される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系疾患の薬物療法  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現 

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