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J-GLOBAL ID：201202225551788643   整理番号：12A1219909

北アメリカのトウモロコシの歴史のゲノミクス

Historical genomics of North American maize

著者 (4件)： VAN HEERWAARDEN Joost (Univ. California, CA) ,  VAN HEERWAARDEN Joost (Wageningen Univ., NLD) ,  HUFFORD Matthew B. (Univ. California, CA) ,  ROSS-IBARRA Jeffrey (Univ. California, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 31  ページ： 12420-12425  発行年： 2012年07月31日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北アメリカのトウモロコシは,1930年代から育種により高投入型農業に適するように変わったが,ゲノム変化は不明である。そこで高密度SNP遺伝子型解析により,一連のトウモロコシ種の遺伝的多様性,祖先,選択を検討する。4つの年代において,遺伝子の分化と連鎖不平衡は安定的に増加したが,全集団の対立遺伝子頻度は一定のままであった。これは,育種プールの遺伝子の分離が増加し,各種類で多様性が減少したことと関連する。現代の雑種強勢群は,比較的均一な在来種群から生じているが,異なる在来種の祖先は残っている。対立遺伝子頻度と時間との相関から,方向性選択を特徴づけ,ストレス応答などに関与する候補遺伝子を同定した。生殖質で有利な対立遺伝子の蓄積はみられず,選択によるゲノム全体のパターンへの影響は限られているとわかった。以上,育種の進行に,共通の対立遺伝子の選択と組換え,また限られた祖先の種類が関与したと示唆する。

シソーラス用語： 北アメリカ ,  *トウモロコシ ,  *育種 ,  遺伝学実験技術 ,  生物多様性 ,  遺伝子頻度 ,  遺伝現象 ,  組換 ,  *解析 ,  ゲノム ,  遺伝的連鎖
準シソーラス用語： 連鎖 ,  SNP解析 ,  遺伝子選択 ,  遺伝的多様性 ,  *系統解析 ,  連鎖不平衡

分類 (3件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  作物の品種改良  (FC02030G) ,  トウモロコシ  (FC03034D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 北アメリカ ,  トウモロコシ ,  歴史 ,  ゲノミクス