抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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機構部品を種々の工程を経て製作する場合には,最終製品寸法の設計値と異なり修正仕上げコストが発生する。対策として軸受鋼100Cr6製ころ軸受リングの製作工程について歪発生に対する影響を実験及びシミュレーション解析により検討した。60mm径の棒材を鋸切断して1150°C×30minのオーステナイト化熱処理をした。これを穿孔した後にリング圧延し切削工程でリングに加工した。最終熱処理は窒素中での850°C×10min加熱後に窒素噴射で急冷して行なった。軸方向及び円周方向の残留応力はX線回折で測定した。切削時のチャック荷重の影響も評価した。シミュレーションは有限要素法で行なった。冷間成形,切削加工,自重応力,工具応力,熱処理時の熱応力及び変態塑性変形の影響が明らかになった。