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J-GLOBAL ID:201202225632837185   整理番号:12A1451143

廃水中の特定の残留薬剤の自動オープンベッド固相ミクロ抽出システムを利用する定量

Determination of selected pharmaceutical residues in wastewater using an automated open bed solid phase microextraction system
著者 (6件):
資料名:
巻: 1262  ページ: 34-42  発行年: 2012年11月02日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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環境マトリックス中の微量薬剤の検出は,定量に必要な感度を得るために,検体の予備濃縮法を必要とする。本研究で,表面水中で検出される薬剤化合物の同時抽出のためのC18薄膜固相ミクロ抽出(TF-SPME)に基づく単純な自動分析法を開発した。試料調製法として,固相ミクロ抽出は,迅速で環境にやさしく高感度分析法であり,環境水試料から1段階で微量誘起汚染物質を単離し,予備濃縮する。96-ウエルフォーマット中での検体の平行抽出を可能にするロボット自動サンプラーの利用によって大量処理分析を達成した。パイロットスケールの都市廃水処理施設の廃水,及び都市廃水が主体の範囲(ウォータールーに隣接)のグランド河の環境水試料を液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-ESI-MS/MS)法を利用して分析して本法の適用性を示した。処理廃水中のカルバマゼピン,フルオキセチン,セルトラリン,及びパロキセチンが240-3820ng/Lの範囲の濃度で本法によって成功裏に定量され,検出限界は2-13ng/L,相対標準偏差は16%以下であった。マトリックス効果は本法によって観察されなかったので,標的化合物の定量に内部標準は不要であった。結果は,廃水,及び都市の廃水の影響を受けた表面水の両方に存在する多くの化合物の検出が本法によって可能であることを示唆する。本研究の自動TF-SPMEシステムは,環境マトリックス中の薬剤汚染物の大量処理分析の単純で迅速な代替法であることが実証された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  抽出  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (4件):
物質索引
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