抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らの研究所ではCFDモデルを開発してきた。CFDの支配方程式にはRANSモデルを採用し,乱流モデルはκ-εとするもので,植物工場の温熱環境の解析に有効なことを確認してきた。本報では従来モデルに植物工場内のガラス,鉄骨面に日射(短波放射),長波放射,対流熱伝達,物質内部の熱伝導などの熱収支を考慮可能なモデルを追加し,植物工場内部の温熱環境を評価可能なように改良した。植物工場を対象とした乱流輸送モデリング風洞実験(風速1m/s,1/30スケールモデル)と比較して,天窓開放条件で鉛直方向に大規模な循環渦が形成される様子など,気流分布がCFD解析により良好に予測できることを確認した。また夜間の植物工場の条件で,床面近くで安定成層が形成される様子も良好に解析できることを確認した。